リカバリータトゥー[傷あと色の相談所]
リカバリータトゥー[傷あと色の相談所]について
当院は三軒茶屋ブレストセンター内に「傷あと色の相談所」を併設しております。
リカバリータトゥーは、手術後の傷あと、ケガの傷あとなど、隠したい肌の色調の問題を色彩理論とタトゥーの技術を用いてカバーし、目立ちにくくする医療施術です。
リカバリータトゥー アーティスト
EBISAWA RIE
有名アートメイク専門クリニックにて名だたるアーティストらに指導を受け、2019年ア ートメイク看護師としてキャリアをスタート。 国内外講師に学びながら、 2020年には都内クリニックアートメイク部門の立ち上げとスタッフ指導を担当。
当初より、精神科勤務歴8年の経験を活かして傷あと等の分野での施術を希望しており、同年国内の傷跡カバーアートメイクを、翌2021年に韓国の傷跡カバーアートメイクを学び、 傷跡アートメイク施術を開始。
また現場の経験から、肌の負担を抑えた除去技術の必要性を感じ、2022年日本初の海外除去システムUNDOTM登録アーティストになる。
2023年SCAR CAMOFLAGE TATTOO で世界的に著名なcolor theory specialist であるLeticia Marcelinoに師事。
傷あと及び除去にアプローチする医療タトゥー施術を専門として活動を開始する。
悩みを抱える方の一助となる事を願い、その部分を色を用いて目立ちにくくするだけでなく、精神的な癒しや自信をの回復を支援する役割を果たすことを目的とし、【リカバリー タトゥー】を新たな分野としてスタート。


このような症状、お悩み ご相談ください
●手術の傷痕、火傷の痕などが気になる
●外傷や疾患による皮膚の変化を隠したい
●既に行ったタトゥーを除去したい
●化学療法による脱毛に備えて、眉アートメイクを行いたい など
アートメイクとは
アートメイクとタトゥーの違い
アートメイクもタトゥーも、皮膚の層に専用の針やインクを使用して着色し、身体の働きや特性を利用して色を定着させていく施術です。

アートメイクは医療行為
タトゥーは芸術であり、 文化として認められているものです。 一方、 アートメイクは審美的な目的を持ち、日本では医師法の解釈に より医療機関において医師及び医師の指示の下に看護師が行う医療行為とされています。リカバリータトゥーもこの範疇と考えられます。
医療行為にはリスクがあります。
カジュアルになってきたアートメイクですが、リスクを十分に理解した上で、施術に臨まれる事をお勧めしております。
仕上がりの特徴
インクの定着には個人差があり、 施術の効果は人によって変わります。仕上がりのイメージを得られにくいのも、この施術の特徴です。例えば眉毛のアートメイク。 直後は鮮明にみえたデザインも、定着し後は程度の差はあれどぼんやりとします。入れたインクの色と全く同じ色に定着する事はほとんどありません。 これは、肌が真っ白なツルツルのキャンパスではない為です。
インクは皮膚の上ではなく、内部に定着します。傷を治す肌表面の働き等と共に、異物の侵入を防ぐ身体の働きによって一部のインクは排除され、また取り込まれて、ぼんやり多少澄んで見えるのです。身体にインクが長く残れば残る程、 深いところに残れば残る程、澄んで見える事となります。色も暗く見えます。
このようなアートメイクの特徴を考慮し、濃く深いアートメイクを出 来るだけ避け、控えめで美しい色のままのアートメイクを楽しんで頂きたいというのが、 私の除去専門家としての考え方です。ただし、私は傷あと等が対象のリカバリータトゥーについては医療的 な意味合いの大きい分野と認識しており、分けて考える必要のあるものとして、タトゥーの知識やテクニックと使用物品を用いています。必要な部分に、必要な施術をすることが重要です。
アートメイクもリカバリータトゥーも、是非慎重に、お好みにマッチ し、かつ安心して施術を受けられる施術者から受けて下さい。リムーバルを含めて、これらの施術は患者さんの精神的な癒しとなり、自信を取り戻すお手伝いが出来る素晴らしい分野です。
症例紹介
症例1

左:施術前 右:施術後
症例3
